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動き出した象を追いかけて

SFCで学び、DeNAで働き、医学生。

文系出身者は入学後にどれほど苦労するのか

入学から2ヶ月以上が経過し、嫌でもテストも向き合う日々が続いています。 
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生物をほぼ勉強せずに、2年次から編入した自分にとってはなかなかハードな日々が続いていることもあり、文系出身者の入学後について書きたいと思います。

まず、一般受験を経ての入学の場合ですが、全く以って問題ありません。生物を勉強してこなかった人は多いですし、1年生の間に高校レベルの生物〜少し踏み入った生物について手厚い補習が存在します。そこで普通に勉強して、2年次を迎えれば、入学前に生物を学んでいなかったビハインドは十分に取り戻しています。

次に問題なのが、編入学の場合です。生物のバックグラウンドがない状態で生化学や生理学が始まるからです。
編入学の場合、生物の履修状況は次の4パターンに分かれます。
  • 高校生物さえも履修してない(自分はコレ)
  • 大学受験レベルを履修済み
  • 学士編入レベル(細胞生物学、生化学くらいまで)を履修済み
  • 薬学部、歯学部、看護学部などを卒業している
大学受験レベルを履修済みの人はイーブン、学士編入レベルを勉強してきた人は2年生の前半くらいまではむしろアドバンテージを、コメディカル出身の人はそれ以上のアドバンテージがあると思います。

高校生物さえも履修してない人はヤバいんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、初めの半年を踏ん張ればどうにかなりそうというのが今の状況であり、所感です。
自分自身、ATPってなに?腎臓の役割ってなに?みたいな状況から始まり、授業を受けてもちんぷんかんぷんで恐怖心と危機感を覚えましたが、まずは高校生物における人体に関わる部分を3〜4週間ほどで一通り理解しました。すると、授業の詳細はわからなくても、大体ここら辺の話をしてるのだろうということが分かるようになって、授業も少しは理解できるようになりましたし、精神的にも結構大きな進歩でした。
すべての礎になる高校生物を理解してしまえば、あとのテストは時間をかけての理解や暗記でどうにかなると思うので、初めは少々キツいですがそれ以降は気合勝負だったりします。

生化学は物事の機序に関する理解が多いのでなかなか大変ですが、生理学では運動・神経・消化器・内分泌・血液・呼吸器・腎臓・循環器・酸塩基などと単元ごとに時間をかけて詰め込めるかが鍵ですし、詰め込んでるうちに人体への理解が増してきて、とてもよいキャッチアップになります。

そんな形で文系出身者でも、初めのキャッチアップをしてしまえば割とすぐに追いつけますし、むしろ医学部は文系なんじゃないかと思えるほど暗記が多い学部なので、文系出身者のほうが有利かもと思っています。