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動き出した象を追いかけて

SFCで学び、DeNAで働き、医学生。

医学部編入試験に合格するまで

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格通知が届いてから2週間。忘れないうちに合格までの変遷を簡単に書き留めておきます。

ラッキーな面もありましたが、どの受験生にも通じそうな点がある気がします。

そもそものバックグラウンド

  • 高校時代は理系、大学時代は文系
  • 「知的EXILE」(割と激務でロジカル)と呼ばれる会社で働く新卒2年目
  • 英語はそこそこ(インドでのインターン、上海での赴任経験あり)
  • 数学、物理、化学、国語は忘却の彼方
  • 首都圏の医学部がよかった(学外での機会が多い&近い)
  • なるべく早く入学できるのが最大の目標
  • 恵まれたことに私立に行く選択肢があった(なるべく親に迷惑はかけたくないが)

合格までの変遷

情報収集

  • 学士編入、一般受験のどちらにするか
  • 上の2つでは試験の時期、科目、受験者層が大きく異なる(つまり、するべき勉強や開始時期が違う)ため、早期に方針を決定する必要があった
  • ヒアリング(経験者数名、予備校(KALS、メルリックス))

方針の決定

  • 2015年度の一般受験での合格を目指すことに決定
  • 2014年度は私立の編入試験に絞る
2014年度については、準備期間が短いうえに仕事をしながらの準備だったために、受験科目が少ない選択肢を選びました。
2015年度については、一般受験に絞ることに決めました。
というのも学士編入の試験は科目数が少ない(英語+生命科学+α)のは魅力でしたが、科目数が少ないのは当たり外れのある賭けでもあるだけではなく、理系出身者が有利であり、不確実性のあるものだと考えたからです。科目の負担数は多いですが、実力と合否がより相関しそうな一般受験をしようと考えました。

大まかな受験戦略決定

1. 2014年度の私立の編入試験に向けて 

  • 英語+小論文、適性検査、面接など科目負担が少ない大学に絞る
  • 夜遅くまで働くため、毎日出社前に1.5時間ほど勉強することに
  • 1次試験までは英語のみ勉強し、2次対策はそれ以降にすることに(適性検査などはその場の勝負)
  • 受かったら超超超ラッキーというのが本音だった

2. 2015年度の一般入試に向けて

  • 1年で受かれば良いが、2年以上要することも覚悟していた(合格者に聞く感じだと1年で受からないと、結構な時間を要していた)
  • 年が明けたら会社を辞め、勉強に専念する予定だった(1年では不安だったので、2015年夏頃に辞め、1年半の勉強時間を確保することも視野に入れていた)
  • とりあえずは英数理の勉強に絞り、夏の学習状況で国公立を狙うか(国社を勉強するか)をジャッジ 

勉強

  • 毎朝カフェで単語や文法、すきま時間に英語の医療記事1つをざっと読む(7:30〜9:30)
  • 疲れている日は起きれないこともあった
  • 休日も仕事があったり、気分転換したりと勉強漬けではなかった
  • 要約すると働きながらの勉強はかなり大変でした(定時退社の場合は異なってくると思います)

1次試験

  • 試験日程や願書の大変なところは書く余裕がなく、結局1校のみ出願
  • 限られた勉強時間だったため英語は文法は穴だらけ、読解のスピードが遅く、1次通るか微妙な手応えで正直諦めムード

2次対策

  • 志望動機や質問への回答を整理(されそうな質問を洗い出し、「端的」にまとめる作業)
  • ネット、小論文&面接参考書で知識をひたすらインプット。面接はアウトプットなので、インプットするだけではなく、自らの意見を簡単に言語化する作業も行なった。
  • メルリックスの対策講座を受講(実践練習はかなりよかった)
  • 学生と比べるとプレゼン力、論理的に話す力があると感じ、逆転を狙える自信が生まれた

2次試験

  • 面接とプレゼン(直前に課題が与えられ、それについて意見を述べる)
  • 面接は突っ込まれたものの、会社での理詰めに比べたら大したことなかった(就活、社会人経験がないと、しどろもろになると思う)
  • プレゼンは卒なくこなしたが、その後の質問はかなり難しい質問が飛んできた(知識よりも論理性や頭の回転、コミュニケーション能力を見てる気がする)
  • 編入試験は経験も重視しているのか、二次試験が合否に大きな影響を与えそうな感じだった(一般入試の面接は変な人を弾くためだけにやるところも多いと聞く)

結果発表

  • 胃がきりきりしてたけど、厚い封筒が届く
  • 2次試験でかなり稼いだと思われる
という感じでした。

なんとなくの総論

再受験は戦略が大事だと思う

一般入試とは異なり、受験に踏み切る段階で、考えるべきことが沢山あると感じました。

例えば、

  • 学士編入か一般受験か
  • 受験校の選び方(科目が適しているか、文系出身を合格させてるか、再受験生を合格させてるか等)
  • 仕事を辞めるタイミング
  • 学士編入の場合、年に1度ではない受験スケジュールにどうミートさせるか
  • 全科目の全範囲をいかに効率的に学ぶか

などと結構考えておくべきことがあります。

スキルや経験は活かすべきだと思う

編入試験は、学力だけではなく、スキルや経験も点数になる試験だと思います。

そうした前提のもと、自分のスキルや経験を踏まえた受験校選定、アピールがかなり必要だと感じました。

自分の場合は、

  • 大学と会社での海外経験で英語がそこそこある(インドでのインターンと上海への赴任)
  • 大学と会社で論理力&プレゼン力がある(と思っていた)

という点を活かせる受験の方が勝ち目があると判断していましたし、勝ち目がある戦いのほうが自信もモチベーションも湧いてくると感じました。

最後に

個人的に社会人経験をしてから強い意志を持って医学部に入る人が増えるのはよいことだと思っています。
しかしながら、再受験向けの情報が少なく、よく分からず進めるケースも多いと思うので、
  • 再受験に踏み切った転機
  • 学士編入と一般受験の差異やメリット、デメリット
  • 受験戦略の詳細

などは別エントリーで書こうと思いますし、コメント欄でこんなことを聞きたいというコメントをいただければ(ニーズなさそう笑・・・)出来る限り書いていきたいなと思っています。